TOEIC Test900点取得の勉強法

TOEIC900点取得の勉強法
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TOEICTest 900点。私はこうして超えた(3/6)

人間が毎日の英語学習を継続させていくためには

まず一つは、"強いモチベイションを生み出すための魅力的な目標を立てる"ことであり、そして、もう一つは、"毎日、習慣として、歯磨きや入浴のような感覚で行い得る練習を考える"ことでした。  この2点とも、私のような飽き性の人間が毎日の英語学習を継続させていくためには、まさに理想的であり、不可欠であると感じました。  

 

そして、早速、考え始めたのです。まず、一つ目の"魅力的な目標"については、

「900点を突破したら自分で英会話教室を立ち上げて、大好きな海外旅行へ年に2回を行ってやるぞ」

ということにしました。 当時の私は、結局中途半端な英語力しかなかったので、大手の外資系企業で就職するという甘い希望は叶わず、かろうじて英語を業務で使うことが要求される職ということで、弱小の留学斡旋団体に就職していました。

 

そして、ここの経営者とあまり折り合いが上手くいかず、その時点ですでに、そんなに長く勤めるつもりはもうありませんでした。 そこで、少しづつ"独立"を考え始めていたところだったので、この「英会話スクール」を自分で立ち上げる、という目標は自分にとってはものすごく魅力的なものでした。

 

次に毎日、歯磨きや入浴と同じように、習慣として、ごく自然に取り組むことのできる練習を見つける、ということですが、これについては、その留学団体での業務が功を奏してくれたんですね。 というのは、その留学団体で、私は毎日、最低、半日は海外への英文レターを書くことに費やしていたのですが、この業務自体を大いに活用することにしたのです。

 

つまり、それまで結構いやいやながらに適当にそれらの英文レター書きに取り組んでいた感じだったのですが、この業務をTOEIC900取得のための毎日の継続練習の一貫として考えた途端に俄然ヤル気が出てきたのでした。

 

また、その頃、親交を深めつつあったオーストラリア人の英会話講師(当時は都内の某英会話スクールで勤務していた)にほぼ毎晩、電話をして、その日の業務での英文レターの内容についてのアドバイスをしてもらうことにし、週末には、そのお礼として、居酒屋やレストランでご馳走する、ということも"習慣"にしました。 後一つは、TIMEや英字新聞を行き帰りの通勤電車の中で(だけで)読むということもしました。

 

これには、多少の苦痛が伴いましたが、業務の英文レター書きに使える表現はないか、または、週末のネイティブとの飲み会で披露できるネタはないか、という好奇心を意識することで、なんとか、継続していくことができました。

 

結果として、これらの"習慣"は、ほぼ毎日、継続することに成功したのです。

4.TOEICTest受験をプロ野球のタイトル奪取に例える!

さて、次なる戦略については、実は一冊の、私が大学時代に読んだ本から大きなヒントを得たものです。その本は、現中日ドラゴンズ監督であり、自身も不滅の三冠王3回という記録を現役時代に打ち立てたあの落合博満氏の最初の著書であるなんと言われようとオレ流さ というものです。

 

この本自体は、もちろん、氏の野球への取り組みとユニークな理論が書いてあるものであり、英語の勉強とは全く無縁の内容であります。 それでも、この本が私のTOEICTest対策に強い影響を与えた理由は、氏の、プロ野球という厳しい世界で、絶対に失敗せず、着実にトップクラスの成績を残すための、考え方と取り組み姿勢が、ものすごく合理的であったからです。

 

その中で、氏は、

「並みの選手は開幕前のキャンプや練習で、頭を使ったトレーニングを行っていない」

 

と言い、また、

 

「1月から4月の開幕までの約三ヶ月間を戦略的に練習することがシーズンでの活躍には不可欠」

であると説きます。

 

そして、彼自身の戦略的な3ヶ月間の過ごし方の詳細を惜しげもなく、具体的に、その中で公開してあり、それは、野球をやっていない人が読んでも、いかに合理的であるかがはっきりわかる、シンプルだけど有益なものでした。 「よし、これだ!」

と私は思いました。