TOEIC Test900点取得の勉強法

TOEIC900点取得の勉強法
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TOEICTest 900点突破のための文法の学習法(3/3)

4.英文法の知識をDead Stockにしないための私の方法!

さて、読解トレーニングを通じて、文法の教科書的知識を「生きた」知識へと高めていくことが効果的である、ということは同意していただけたでしょうか。

このやり方で、実際に、文法知識ばかりでなく、語彙もより深く記憶に定着させることもできるはずです。 しかし、読解トレーニングというのは、読解の対象となる英文を選ぶ際に、その中に使用されている細かな文法事項までチェックして選択することはまずありませんね。

 

そのため、自分が定着させたい、とか理解したいと強く願っているような文法知識がいつもタイミング良く文中に登場してくるわけではありません。 そうすると、苦手意識を持っている文法事項が文章中に登場してくるのは、偶然に頼ることになり、次にそれらがある記事の中に登場して来る頃には、また、そのルールを忘れてしまっている、ということにもなりかねません。

 

文法知識も、ある意味、語彙と同様に、一回理解したからと言って、しばらく使用したり目にする時間がないと、あっという間に忘れてしまう可能性があるのです。また、忘れないまでも、TOEICTestなどのように問題を解くのにスピードが要求されるような試験では、すぐに頭の中から取り出して使うことができないような、いわゆるDead Stockのような知識に堕してしまうことは、しょっちゅう起こることなのです。

 

そこで、この読解トレーニングの唯一の弱点を補うための良い方法があります。 それは、英文を実際に自分で書いてみる、という方法です。 読解を通じて、自分の苦手な文法知識をチェック、整理したら、それらを使って、実際に英文を書いてみるのです。

 

私はこれを「(使用表現)制限付き英作文」と呼び、自由な語彙や文法を使って好きに書いていく「自由英作文」と対比して捉えています。 既述しましたように、いかなる英文法知識も、本来は、英文を書くためのルールであるはずなのです。

 

このルールを本当に理解しようとするのなら、英文を書くのがベストなはずなのです。 そして、実際に、英文を書く、という作業を行ってみますと、冠詞や前置詞、などのほんの細かい知識がいかに自分の中でまだ定着していないかが、非常にはっきりとわかります。

また、苦手意識の強い文法知識などについては、「制限付き英作文」を複数、語彙を変えて書いてみることで、着実に理解を深めていくことができるはずです。

 

あなたにも是非、この方法をオススメします。

 

 また、幅の広い文法知識をカバーするような英作文に関する教材をお探しの方は、英語力アップの基礎を英作文練習に焦点をあてた「英語筋力増!教材」をお薦めします。